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誰も知らない夜のタロット占い 占い館

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誰も知らない夜のタロット占い 占い館

原宿あたりへ行くとタロット占い館が昼間もやっています。
相談者は原宿へ行ったついでに占ってみてもらっているのかもしれません。

タロット占いでもカップルで恋愛占いをする人々が増えてきているようです。
それほどタロット占いの認知度は高くなってきています。

これは比較的心の浅い意識領域の悩みなのでしょうか。

それでも人間は深刻に悩む時間帯があるようです。
それは夜遅い時間です。

悩みがあると昼間は忘れていてもなんとなくそわそわと落ち着かなくなり奇妙に不安感が増してきます。
それが夜の時間ですね。

友人に電話するといっても寝ているのかもしれません。
そもそも友人に相談できるような事柄ならいいのですが。

占い館を必要とする人がチラホラと増えてくるのが夕方からでしょうか。
そして夜は占い館では一番忙しい時間帯になります。

タロットカードでもMoon(月)が天空に昇ってくると人間は不安に駆られるんです。
タロットカードの象徴Moon(月)の犬と狼のように月の怪しい光に吠え立てている状態になるんです。

不透明でよく周囲がよく見えないのになぜか危険な香りがするんです。
それが真実なのかすらわからない状態なのですから直感を研ぎ澄ませる必要があるという意味なのですがこの直感が正体不明なんです。

希望的観測なんだか願望なんだか悲観なんだか悪夢なんだかそれさえもはっきりわからないという心理状態は人間なら誰でもそうなります。

結局主観的になりすぎて不安ばかりが先行することも多いんです。

誰も知らない夜のタロット占いの占い館へと歩んでゆくのがこの真夜中の時間帯なんですね。

昼間と夜の境目、現実と非現実、嘘と真実・・・
その危うげな道を目的地まで案内するのが占い師なのでしょうか。

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