タロットカードの意味 愚者 大アルカナ番号0番
タロットカードの意味 愚者 大アルカナ番号0番
タロットカードは愚者から始まります。
そのタロットカードによっては愚者が0番でないこともありますが多くのタロットカードでは愚者が0番になっています。
タロットの番号にもそれなりに意味があります。
この愚者をタロットカードの最初に置くべきか最後に置くべきかという問題も愚者というカードにはタロットカードが出来た頃には番号が無かったとされているからもあります。
伝統的なタロットカードでは愚者には番号が無いことも多いという事情もあるのでしょう。
愚か者という意味ではありません。
この愚者を愚かで頭が悪い人間の象徴と解釈する立場もありますが現在では少数でしょう。
タロットカードの最初に愚者を紹介するか最後にこの愚者を入れるのかは解釈の問題もありますがタロット占いで感覚的に合うほうを使っているのが現実のタロット占い師の立場です。
タロットカードの意味や大アルカナの解釈についてはタロット研究家に任せておくとしてタロットで占う立場のタロット占い師の場合は占えてこそのタロットカード占いだからです。
カバラでタロットを解釈すればアレフになります。これはヘブライ文字なのですが生命の樹ではケテルとコクマーを結ぶパスと結びつけられています。
ケテルというのは王冠のことでコクマーは知恵を顕しています。
Sephirothic tree（セフィロトの樹）には10個のセフィラとそのセフィラを結ぶパス（小径）から成り立っているわけです。
この22文字のヘブライ文字と22枚のタロットカードを結びつけて考えられたのがカバラタロットなのですがタロット占いを読む立場から役に立つかといえばそれほどでもありません。
タロット研究家とタロット占い師の違いを感じさせるところでしょうか。
愚者に戻りますがタロットカードの意味を考える場合愚者は大アルカナカードなんです。
このカードの番号0の愚者はタロットに夢を感じる人と現実にはどう解釈すればいいのかよくわからない人では置かれている立場や悩みの深さに違いがありそうです。
この愚者はタロットカードにはTHE FOOLと書かれていますが愚者のほうがわかりやすいでしょう。
未知とか未来、自由奔放、風変わり、好奇心や冒険心、可能性としては無限の可能性などです。
逆位置は当然その反対の意味か正位置のタロットカードの意味を弱める大アルカナカードなんです。
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